おんな城主 カテリーナ・スフォルツァ【オンナとオトコの世界史】 (1/2)

2017年の大河ドラマが、柴崎コウ主演の「おんな城主 直虎」に決定した。

井伊直虎は、滅亡寸前の井伊家を立て直し、元婚約者の息子で、後に徳川四天王の1人となる、井伊直政を一人前の武将として育て上げた女傑である。

しかし、そのような女傑は、何も日本にだけいたわけではない。

おんな城主 カテリーナ・スフォルツァ【オンナとオトコの世界史】

(c) Andrey Kiselev – Fotolia.com

たとえば、15世紀後半、ルネサンスのイタリアで活躍した、カテリーナ・スフォルツァなど、まさに「おんな城主」の名にふさわしい女傑である。

当時のイタリアは、都市国家の乱立する戦国時代であった。貴族階級に生まれたカテリーナは、フォルリとイーモラ(地名)を統治する、リアーリオ家のジローラモ伯爵と結婚し、二子をもうける。

しかし1488年、フォルリに反乱が起きる。夫で領主のジローラモは暗殺され、カテリーナも子どもたちと共に、反乱軍の捕虜となった。

城は反乱軍に包囲されたが、城の守備隊は降伏しない。そこでカテリーナは、反乱軍に申し出る。

「私が行って、守備隊に降伏するように説得いたしましょう」

「そんなことを言って、城内に入って守備隊と合流するつもりであろう」

「私をお疑いなのですね。よろしい。では、愛する二人の子どもたちを、人質として残して行きましょう」

かくして反乱軍の信頼を得たカテリーナは、堂々と城内に入って行く。だが、いつまで経っても城門が開くことはなかった。
 
 

 
 
 

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