擬態しめじ男に注意せよ!彼氏いない歴=年齢のバリキャリ処女にカウンセリング①

am120

今回カウンセリングするのは、彼氏いない歴=年齢で処女の自分にコンプレックスを抱く、バリキャリ女子のSさん(28歳、某大手企業勤務)

以下、事前に頂いたメールをもとに状況を整理しました。

・去年の秋、会社の同期を好きになる。 もともと「朴訥とした人」という印象しかなかったが、同じプロジェクトに携わり、大変な時に支えてくれたり、上司にも臆することない態度に惹かれた。

・プロジェクト終了後、彼から誘われて2回ご飯に行く。その後、彼の地元にも誘われて遊びに行く。

・その後、2人で出張した夜「ホテルの部屋で飲もう」と誘われて、キスされる。その先まで進もうとする彼を「付き合ってないのにそういうのは」と制すと「ごめん、言うべき時がきたら言うから」「次に付き合う人は結婚を意識するから慎重にいきたい」と言われる。
「Sは信頼できるし一緒にいて楽しい、これからも遊びに行ったりしたい」と言われ、つい頷いてしまう。

・その後も月に2回ほどデートする。12月、終電を逃して彼の家に泊まり、抱きしめられて眠ったが、それ以上は何もなく帰ってくる。

・翌週、再び彼の家に泊まる。その時はセックスを求められたが、初めてだったので三分の一しか入らず。しかも彼はゴムをつけていなかった。おまけに「口でイカせてほしい」と言われて人生初のフェラ。

・いろいろショックだったため、翌朝は彼に何も聞けず(というか彼はずっと寝ていたが、たぬき寝入りと思われる)。別れ際「また連絡する」と言われたが、その後、彼からの連絡は途絶えた。

・後日、こちらからLINEすると一応返事は来るが「会おう」といった話にはならず。
女友達にも「そんなクソ男やめとけ!」と言われるし、自分でもキッパリ諦めようと思うが、生まれて初めて好きな男に抱きしめられた記憶が忘れられず、I Can’t Stop The Loneliness状態。

毒キノコと安全なキノコは見分けがつきにくい

アル:この彼は「付き合う気はないけど、恋人ごっこは楽しみたい」「責任逃れしつつ、いいとこどりしたい」男の典型だと思う。
女子側は「付き合ってるのと何が違うの?」と思うけど、相手は「いや付き合うって言ってないし」と逃げ道を用意している。そのために「慎重に行きたい」「今はこんな事情があって付き合えない」と予防線を張るんだよね。

S:まさにその通りですよね…。

アル:こういう男はすごく多くて、ぱぷりこちゃんは『妖怪男ウォッチ』で「恋心の搾取地主」と書いてます。そして、彼らが自分に惚れてる女をキープすることを「恋心の墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)」と名づけてる。

S:あははは(笑)!…いや、搾取されてて笑ってる場合じゃないんですけど。

アル:クワやスキをもって一揆を起こしたいよな!このタイプが厄介なのは、見た目や雰囲気がチャラくないから「この人はヤリチンじゃない、真面目で誠実なはず」と女子が騙されてしまうこと。

S:そうなんですよ!彼も一見、朴訥として真面目そうで、遊んでる風じゃなかったので。

アル:毛先とかも遊ばせてなかったのね(笑)

S:毛先もまっすぐでした(笑)。もっと派手でチャラかったら、初めから注意したんですけど。

アル:毒キノコと安全なキノコは見分けがつきにくいのよ。ぱっと見チャラかったら「毒キノコだ!」と見抜けるけど、しめじに擬態している男が多いんだよね。
派手な黄色と赤のドット柄じゃなく、地味で茶色っぽいから「これは安全なキノコだ」と騙されてしまう。特に恋愛初心者はキノコ狩りの素人だから、見分けるのが難しいよね。

S:私もそういう男に遭遇した経験がないから、見抜けなかったですね…。

アル:おまけに擬態しめじ男はヤリチンみたいにガツガツこないから「ヤリ目的じゃない、本気で好きなんだ」と思っちゃうよね。それも奴らの手口なんだよ。

S:「慎重にいきたい」という言葉を信じて「いつか告白してくれるはず」と期待してしまいました。あと「元カノと別れたときに傷ついて臆病になってる」みたいなトラウマも語られたんですよ。

アル:あ、それ大体セットやねん。「過去のホニャララで傷ついて…だから今は付き合えない」ってパターン。

S:セットなのか…。当時、ネットの恋愛記事を読んだら「男がトラウマやコンプレックスを話してくれたら本気だ」と書いてたんですよ。

アル:ええ加減なこと書くなよ!!(激怒)

S:めっちゃ怒ってる(笑)

アル:擬態しめじ男の言う「今は付き合えない」「今は結婚できない」は「キミとは付き合えない」「キミとは結婚できない」って意味だから。そういう奴に限って、つい最近出会った女と半年で結婚したりするのよ。

S:私みたいな初心者は、そういうネット記事を読んで安心したくなるんですよね。どうすれば男の本音を見抜けるんでしょうか?

アル:やっぱり、言葉じゃなく行動で判断することだと思う。口先で何を言おうが、付き合ってるような関係なのに付き合おうとしないのは、いいとこどりしたいだけだって。

あと『妖怪男ウォッチ』は毒キノコ図鑑みたいな本だから、事前に知識を学んでおくと「これは食べちゃダメなやつ」と注意しやすいんじゃないかな。それとベテランのキノコ狩り名人みたいな、経験豊富なアドバイザーがいるといいよね。

S:私も彼から連絡が途絶えた後、女性の先輩たちから「私もそういう男に2年引っ張られたよ!」とか経験談を聞かせてもらって、諦めるべきだと思えました。

騙されるのは、人を騙さない良い子だから

アル:その彼はSさんが恋愛経験のない処女だと知ってたの?

S:はい。わりと初期にその話をしたら「初めて付き合った人と初体験できるのは幸せなことだよね」とか言われて。

アル:それで自分は処女に手出してゴムもせず口で抜かせたのか?ほんとクワやスキでタコ殴りにしたいな!

S:出張先で手を出してきた時も「私は経験もないから、そういうことしたいだけなら別の人としてほしい」と言ったら「そういうつもりじゃない」と言われて、信用しちゃったんですよ。ほんと言葉では何とでも言えるのに…。

アル:いやあなたが悪いんじゃない、男がズルい。だって好きな人のことは信用したくて当然でしょ?「こいつ搾取する気だな」とか疑いたくないし。私もそういう男に25回ぐらい騙されたよ。

S:25回(笑)。それを聞いて救われました。「そんな男を選んだ自分がダメなんだ、騙された自分がバカなんだ」と自分を責めていたので。

アル:違う、Sさんが良い子だからだよ。他人を騙すとか利用するとか考えられない良い子だから、騙して利用する男の心理がわからない。奴らはそういう純粋な良い子を狙うんだよね。

S:私も「こんな人、自分の辞書には載ってない…!」と呆然としちゃって、正常な判断ができなくなってしまって。)

アル:自分は人をぶん殴らないから、いきなりぶん殴られると「自分が悪いのかも」と思ってしまうんだよね。それで傷つきながら、さらに自分を責めて苦しんでしまう。

S:彼らはどうして人を利用するんですか?

アル:都合よく恋人ごっこを楽しみたいし、誰かに恋されることで自信をつけたいから。「自分はモテる」と自信をつけつつ、周りにも「あいつはモテる」と認められたいから。己の自信や承認欲求を満たすために他人を利用するのは、女でもいるよね。いわゆるサークラとかオタサーの姫とか。

S:そうか、それですごい理解できました。諦めなきゃと思いつつ、ずっと苦しかったんですよ。私がやり方を間違ったんじゃないか?どうしたら付き合えたんだろう?とずっと考えてしまって。あの時、家に行かなければ?セックスしなければ?いや、私が処女じゃなくてちゃんとセックスできてれば?…って。
でも彼は、初めから付き合う気なんてなかったんですね。

アル:おのれ純粋なおぼこに手を出すなよ!!(激怒)

S:めっちゃ怒ってる(笑)

「セックスに見返りを求めるな」は見当違い

アル:男は付き合う気のある相手とは、セックスしようがしまいが付き合うのよ。「付き合う気があったのに、先にセックスしたから付き合えなかった」なんてことはまずない。
でも自分は好きな男とセックスしたらもっと好きになるし、それで付き合えないと傷つくし、引きずるよね?それがわかってるなら、やっぱり自衛のためにしない方がいいと思う。

S:私も「付き合わないとしない」を貫くべきでした。体の関係が何もなければ、こんなに引きずらなかったと思うので。人生で初めて好きな人に抱きしめられた記憶が忘れられなくて、執着してるんだなって。

アル:何度も脳内リピートしてしまうもんね。「セックスに見返りを求めるな」とか見当違いなこと言う人がいるけど、見返りとかじゃなく、傷つくんだよ。なにより、信用してた男に裏切られたことが一番ショックなんだよね。

S:そうなんです…!!優しい言葉も支えてくれたことも全部、私を利用するための嘘だったの?って。そう考えると、どうしても許せなくて。

アル:よし、今からそいつを殴りに行こうか!

S:あははは(笑)!どうしても相手を許せない時はどうしたらいいですか?

アルうーん…私だったら、社内で悪い噂をばらまく。

S:風評被害(笑)

アル:人事権のある人間の耳に届くように、まずは総務課長とかに悪口を吹きこむかな。

S:そうしよう!それが一番現実的ですよね。

アル:二次災害を防ぐためにもね。
Sさんは本当に傷ついたと思うけど、とにかく自分を責めないでほしい。誰でも失敗はするし、失敗がダメなんじゃなく、失敗から学べばいいから。それに、今は自分でちゃんと整理できてるんじゃないかな。

S:そうですね。悩んだ末に辿りついた結論は、今の自分は彼に執着してるというより、肌の温もりに執着してるんだなって。抱き合って眠った時の温かさや幸福感が忘れられなくて、あの感触を知らなければ、こんな寂しさも感じなかったのにって。

アル:身を切るような寂しさだよね。「北半球ひとりぼっち」みたいな。

S:夜中に実家の母に電話しちゃったりして、誰かと話さないと眠れないみたいな。
…実はあまりにも寂しすぎて、先日、ついに出張ホストを呼んでしまったんです。

アル:おお~!

―次回、出張ホスト体験や、寂しさの紛らせ方…等などについて話します!

Text/アルテイシア

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